2014年10月20日月曜日

辞任ドミノ

読み方:じにんドミノ

ひとつの疑惑や騒動から複数の人物が連鎖的に引責辞任に追い込まれるといった状況を指す語。

「ドミノ」は「連鎖的に発生する」といった程度の意味の表現で、マスメディア等が記事見出しなどでしばしば用いている。「辞任ドミノ」の他にも「民主化ドミノ」「核ドミノ」「自粛ドミノ」「電力不足ドミノ」などの言い方も登場している。

2014年9月に発足した第二次安倍改造内閣で、経済産業大臣に小渕優子、法務大臣に松島みどりが任命された。両名はほどなくして民主党をはじめとする野党側から(いわゆる「政治とカネ」の問題で)厳しい追及を受け、翌10月後半までに相次いで辞意を表明する事となった。この動向は「辞任ドミノ」や「ダブル辞任」などのように報じられている。