2014年12月18日木曜日

その年の顔

読み方:そのとしのかお
別名:年の瀬の顔
別名:今年の顔

その年に最も活躍して注目された人物、その年を代表するといえる人。特に、東京証券取引所(東証)が毎年の大納会に招く特別ゲストのこと。

東証の大納会では、その年の世相を象徴するといえる著名人などを招いて、締めの打鐘を行ってもらう。これは2000年代前半から恒例化している。東証は特に「顔」のような表現を公式に使用していない(多くの場合は「ゲスト招待」のように表現している)が、新聞の報道などでは「その年の顔」や「年の瀬の顔」といった表現で示されることが多い。

東証の大納会に招かれる「その年の顔」は、2002年の長嶋茂雄に始まった。以後毎年各界の著名人がゲストとして東証の大納会に参加している。2003年には毛利衛、2005年には為末大、2009年には石川遼、2012年には吉田沙保里が打鐘を行った。2013年にはゲストの佐藤真海と共に、安倍晋三が現職の内閣総理大臣として初めて特別ゲストとして出席している。