別名:スマガツオ
別名:ブラックスキップジャック
サバ科の海水魚。マグロやカツオの近縁種にあたり、形はマグロによく似る。大きさはやや小ぶり、とはいえ、体長1メートル程度まで成長する。
スマはインド洋から太平洋にかけての温帯の海域に生息する。あまり大きな群れを成さない。日本近海にスマはほとんど生息していないため国内では珍魚として扱われている。
スマは美味としても知られる。身はやわらかく、あぶらの乗りがよいという。
また、スマは成長が早いことでも知られている。和歌山県水産試験場によれば、「スマはおよそ1 ヶ月で全長60 mm に成長し」、「沖だししたスマ稚魚は約半年で30-40 cm に成長」する。
和歌山県水産試験場は、ほどほどに小ぶりで、成長が早く、かつ美味であるスマに注目して、養殖して安定生産する研究を進めている。
関連サイト:
新養殖魚「スマ」の種苗生産技術の開発 - 平成25年度和歌山県水産試験場研究成果情報