2014年12月9日火曜日

がん放置療法

読み方:がんほうちちりょう
別名:ガン放置治療
別名:放置治療
別名:がん放置理論

近藤誠医師が提唱する、がん治療を敢えて行わない療法。抗がん剤の投与や細胞摘出手術といった治療には命をかえって縮めるリスクがあり、放置した方が適切な場合がある、というもの。

がん放置療法は、いわゆる本物のがんの他に、他の臓器に転移しないタイプのがんがある、という説を土台としている。この転移しないタイプのがんは「がんもどき」と名付けられている。がんが真性のがんではなくて「がんもどき」だった場合、がん治療が逆効果をもたらすのだという。

近藤誠によるがん放置療法は、新書『がん放置療法のすすめ』、『近藤先生、「がんは放置」で本当にいいんですか?』その他の医療批判本を通じて話題となった。医療界では多分に猛烈な反対意見が多勢を占めている。

関連サイト:
近藤誠がん研究所・セカンドオピニオン外来