2015年2月19日木曜日

記念Suica騒動

読み方:きねんスイカそうどう
別名:限定Suica騒動
別名:記念スイカ騒動
別名:限定スイカ騒動

東京駅開業100周年を記念して限定発売されたIC乗車券「Suica」の購入を巡る一連の騒動の通称。2014年12月の発売日当日は東京駅駅前広場に購入希望者が殺到して大混乱に陥り、販売が中止され、対応にあたったJR東日本の手際の悪さが避難される騒ぎとなった。

東京駅開業100周年記念Suicaは当初1万5000枚の限定販売として、2014年12月20日に発売された。東京駅窓口での店頭販売のみ(郵送不可)、売切れ次第終了といった条件もあり、都内だけでなく周辺各県からも多くの人が早くから駅窓口を訪れた。その混雑と混乱のひどさを理由に、8000枚ほど売られた時点で販売が打ち切られた。

限定Suicaを購入するため東京駅を訪れた客はおよそ9000人あまりにのぼったとされる。

購入希望者からはJRの対応が粗末で不適切だったと怒る見解が多く挙がった。東京駅開業100周年記念Suicaはすぐにネットオークションに出品されてプレミア価格がついた。

JR東日本は12月22日に、東京駅開業100周年記念Suicaは増刷して希望者に販売する旨を正式に発表した。翌2015年1月28日、東京駅開業100周年記念Suicaをインターネット等を通じて全国の希望者に販売すると正式に発表した。

再発売されることになった東京駅開業100周年記念Suicaには、予約受付開始から3日あまりでJR側の販売見込み枚数(1万5千枚)の100倍を超える170万枚あまりの購入申し込みが寄せられた。その後も申し込み件数は増え続け。2月の応募締め切り時点で申し込み総数は499万枚に達した。

関連サイト:
東京駅開業100周年記念Suica発売中止および今後について - 東日本旅客鉄道株式会社