2015年1月7日水曜日

チャールズ・スターク・ドレイパー賞

読み方:チャールズスタークドレイパーしょう
別名:ドレイパー賞
別名:ドレーパー賞
別名:チャールズ・スターク・ドレイパー・プライズ
英語:Charles Stark Draper Prize
英語:Draper Prize

工学の発展に寄与した者を主な対象とする顕彰制度。全米工学アカデミー(NAE)が主催している。工学分野において世界的に権威ある賞とされており、「工学のノーベル賞」などと形容される場合もある。

チャールズ・スターク・ドレイパー賞の受賞者は、いずれも、革新的技術を開発・実用化してその後のテクノロジーの進展に多大な影響をもたらしたと評するに値する人物である。第1回の顕彰は1989年に行われ、半導体集積回路(IC)を発明したジャック・キルビー(Jack Kilby)、ロバート・ノイス(Robert Noyce)の両名に授与された。

歴代の受賞者たちが開発した技術には、通信衛星、光ファイバー、インターネットおよびWWW、GPS、液晶ディスプレイ、リチウムイオン電池、などがある。

2013年には移動体通信(セルラー方式)システムの基礎を確立した功績によって日本人研究者がチャールズ・スターク・ドレイパー賞を授与されている。

2015年には、青色LEDの実用化によって前年のノーベル物理学賞を受賞した3名のうち赤崎勇、中村修二の2名が米国の研究者らと共にチャールズ・スターク・ドレイパー賞を受賞している。

関連サイト:
Draper Prize