2015年3月23日月曜日

集団思考

読み方:しゅうだんしこう
別名:集団思考の罠
別名:集団浅慮
別名:グループシンク
英語:groupthink

集団で協議する際にしばしば生じる、意思決定が浅薄なものになる傾向。ウィリアム・ホワイト(William Whyte)によって提唱された。

アーヴィング・ジャニス(Irving Janis)は、集団思考に陥りやすい状況として、集団の過信、外部と隔絶された状況、異見に対する圧力や自己抑制の存在などを指摘している。ジャニスは主に政治・政策の事例を挙げて集団思考を定式化したが、昨今の企業の不祥事、不祥事に至るプロセスなどを鑑みる際にも集団思考は多く参照される。

関連サイト:
第30回 グループシンクの罠に注意せよ! - 日本能率協会マネジメントセンター