2015年4月16日木曜日

選択的認知

読み方:せんたくてきにんち

さまざまなものを知覚して、それが何であるかを判断する過程において、自分の過去の経験や興味などから情報を抽出すること。

選択的認知は、例えば、「Aさんは良い人だ」と思うと、Aさんの良い所ばかりを無意識に探し出すといった行動をする。そして、他人が「Aさんは良い人だよね」というと無条件に賛同してしまう。また、「私は会社の中で嫌われている」と思うと、他の社員のちょっとした言動も目に入り、「やはり嫌われているんだな」と思ってしまう。このように選択的認知は、自分の興味のある情報ほど目に入りやすいとされる。