英語:foot in the door technique
交渉相手に対して、最初に小さな要求を行い、その後に大きな要求を行う手法。一貫性の原理を用いた手法の1つ。
フットインザドアテクニックの例としては、訪問販売において、販売員がドアの間に足を入れて「ちょっとだけ話をさせてください」という負担の軽い要求を行い、相手が話に乗ってきたら本命の商品のセールスを行うケースが挙げられる。
また、食料品の販売において、相手に試食を促してから商品を勧めるという手法もフットインザドアテクニックである。
ちなみに、一貫性の原理には、フットインザドアテクニックの他に、ローボールテクニックが挙げられる。