読み方:けんとこうそう
別名:県版都構想
県と市を、東京都と都内の特別区のように一体的に運営することにより、二重行政の問題を解消しようとする構想。2015年6月に静岡県知事が(静岡県と静岡市の行政一元化の構想として)打ち出し、話題を呼んだ。
都道府県と市町村の行政区分を一元化することによって二重行政を解消しようとする試みは、大阪府が推進した「大阪都構想」によって広く知られるようになったといえる。県政と市政には業務の重複が少なからずあり、コスト上の無駄や、場合によっては円滑な行政運営の妨げとなることもある。
読売新聞の2015年6月9日付け記事によれば、前日8日に静岡県知事が構想を打ち出した県都構想(静岡県都構想)では静岡県を5つの広域行政区画に再編成する案を基にしている。
関連サイト:
「暴論ではない」と「県都構想」打ち出した知事 - 読売新聞(YOMIURI ONLINE) 2015年6月9日