2015年11月12日木曜日

下流老人

読み方:かりゅうろうじん

経済的な余裕がなく、貧困生活を送る高齢者のこと。

下流老人は、特定非営利活動法人ほっとプラス代表・藤田孝典による造語で、著書『下流老人 一億総老後崩壊の衝撃』の中では「生活保護基準相当で暮らす高齢者およびその恐れがある高齢者」と定義している。

下流老人の定義とされる生活保護基準相当とは国の定める最低生活費のことである。下流老人は、最低生活費と同等、あるいは、それ以下で生活している高齢者ともいえる。

なお、「下流老人」の語は2015年の「ユーキャン新語・流行語大賞」の候補にも挙げられている。

関連サイト:
特定非営利活動法人ほっとプラス