2015年11月12日木曜日

上級国民

読み方:じょうきゅうこくみん

社会的な地位などによって、特別な権利を得た人を揶揄する言葉。

上級国民は造語で、2015年の五輪エンブレム問題の経緯説明の際、五輪組織委員会の武藤敏郎が「一般国民」という言葉を用いたことが発端とされる。インターネット上では、「国民」という表現を「一般国民」と表現した武藤敏郎の経緯説明が上から目線であるという話題がSNSなどを通じて広まっていった。その後、一般国民に対比した語として上級国民という言葉が生まれたとされる。

なお、「上級国民」の語は2015年の「ユーキャン新語・流行語大賞」の候補にも挙げられている。