2016年6月13日月曜日

大企業景況感

読み方:だいきぎょうけいきょうかん

内閣府と財務省が四半期ごとに実施する法人企業景気予測調査における、大企業の景況判断指数のこと。

法人企業景気予測調査は、資本金が1000万円以上の法人に対して行われるもので、そのうち資本金が10億円以上の企業を大企業と分類している。大企業は、全企業のうちおよそ5%超を占めている。

大企業景況感は、大企業に対して、前期と比べて景況が上昇、下降、あるいは不変だったのかのアンケートに基づき、上昇したと回答した企業の構成比から下降したと回答した企業の構成比を差し引いた数(BSI)で表す。たとえば、上昇したと回答した企業の構成比が45%で、下降したと回答した企業の構成比が40%であれば、BSIは5となる。

大企業景況感は、今期と前期のBSIを比較することで景気判断することが多い。今期BSIが前期BSIよりも上回っていれば景気は上昇したと判断することができ、下回っていれば
景気は下降したと判断することができる。

関連サイト:
法人企業景気予測調査 - 財務省