読み方:じたんハラスメント
別名:ジタハラ
別名:時短ハラ
長時間労働が常態化している労働環境にあって、作業の効率化や業務の削減といった具体的な対策が講じられないまま、定時帰宅や残業時間の削減が奨励され、実質的に無理な労働時間の削減を強いられること。
高度経済成長の時代に良しとされた「モーレツな」働き方は今や時代遅れとみなされ、長時間労働を是としない、過労をいさめてゆとりある時間を確保する働き方が推奨されるように考え方が変わりつつある。そうした世の流れに乗って勤務時間の削減・是正を(表向きは)進めても、仕事量は変わらなければ、従業員の負担が増すだけの結果につながり、かえって逆効果である。そうした状況が職場における新たなハラスメントとして認知されつつある。