2018年1月23日火曜日

さいとう・たかを賞

読み方:さいとうたかをしょう

分業(プロダクション方式)によるマンガ・コミック作品の制作を続けてきた制作者とその作品を顕彰する催し。一般財団法人さいとう・たかを劇画文化財団が小学館の後援のもとに創設した。

さいとう・たかをが「ゴルゴ13」の連載を開始して50周年の節目となる2018年の1月に、第1回の受賞者および受賞作が発表されている。受賞者には正賞として「ゴルゴ13像」、副賞として賞金(シナリオライターと作画家にそれぞれ)50万円が授与された。

さいとう・たかを賞は商業作品として単行本が刊行されている作品が対象となり、応募資格は担当編集者の推薦のみである。一次選考を経て数点に絞られた後に最終選考によって受賞作が決定される。最終選考では、さいとう・たかををはじめ、池上遼一、やまさき十三と、分業方式で人気作品を生み出してきた大御所が名を連ねている。

関連サイト:
さいとう・たかを賞 ― さいとう・たかを劇画文化財団