読み方:ごしんけん
別名:御神犬
神の化身または神の使いである犬(または狼)を敬って言う表現。神社に奉納される犬や犬をかたどった像などもご神犬と呼ばれ得る。
一般的には、「御神犬」と表記する場合は大口真神(おくちのまがみ)を指す。大口真神はニホンオオカミが神格化された神獣である。
埼玉県にある三峰神社は山犬信仰で知られる社であり、境内には狛犬に替えて狼の像が置かれている。
和歌山県にある丹生都比売神社は高野山と縁ある社であり、同社の主祭神である高野御子大神は2頭の犬を従えて弘法大師を高野山へ導いたとされる。