2018年7月24日火曜日

砂防ダム

読み方:だぼうダム
別名:砂防堰堤

河川の土砂災害を防止する目的で河川上流の渓流などに設置される治水施設。下流の河川への土砂の流れ込みを防ぎ、土石流などを食い止める役割を担う。

砂防ダムはダムの名を冠するものの貯水の役割は担わず、あくまでも治水に特化した設備である。

砂防ダムは砂防法に基づき設置されている。砂防法は明治30年に制定された法律である。全国には老朽化した砂防ダムもある。2018年に西日本を襲った豪雨災害(平成30年7月豪雨)では広島県坂町の砂防ダムが決壊して下流に大量の土砂が押し寄せる被害をもたらした。