2009年11月14日土曜日

環境自動車税

読み方:かんきょうじどうしゃぜい

自動車税や自動車重量税などに替わる自動車に関する新税制のこと。2009年11月、当時総務相だった原口一博氏が構想を示し、2011年度からの導入を検討していると発表した。

2010年11月、総務省は、自動車税と自動車重量税を一本化して環境自動車税とし、CO2排出量を課税標準とするCO2排出量割と、自動車の排気量等を課税標準とする排気量割の2段階の徴収を政府税制調査会に提案した。2012年4月からの導入を目指すとしている。

2010年11月現在、総排気量が1000cc以下の自家用乗用車にかかる自動車税は29500円だが、新税導入では減税される見込み。一方、軽自動車(5ナンバー)は現在税制が優遇されているが、小型自動車と区別して議論しないとの方針のため、新税導入では増税される見込み。

なお、自動車税は地方税、自動車重量税は国税だが、環境自動車税では地方税として取り扱われる予定。

関連サイト:
総務省「環境自動車税(仮称)に関する基本的な考え方」の公表