2010年10月30日土曜日

太陽系外惑星

読み方:たいようけいがいわくせい
別名:系外惑星
英語:extrasolar planet

太陽系外に存在し、太陽以外の恒星を中心に公転している惑星の総称。1995年に初めて発見され、以降数多くの太陽系外惑星の存在が確認されている。

初期に観測された太陽系外惑星の多くは、中心に位置する恒星にごく近い位置で公転している巨大な木星型惑星だった。その表面温度は1000度に達すると推測されており、「ホットジュピター」と呼ばれている。2000年代半ば以降、主に岩石や金属などから成り、質量が地球の数倍程度である地球型惑星も複数発見されており、これらは「スーパーアース」と呼ばれている。

最近になり新しい太陽系外惑星の観測結果が次々と報告されている。2010年3月には、ホットジュピターとは異なり表面温度が低温な木星型惑星「クールジュピター」が発見されており、同年8月には地球の1.7倍程度とこれまでで最も小さいスーパーアース(スーパーイオ)の「CoRoT-7b」が発見されている。

関連サイト:
太陽系外の惑星