2010年11月29日月曜日

燃料電池車

読み方:ねんりょうでんちしゃ
別名:燃料電池ハイブリッド車
英語:Fuel Cell Vehicle
英語:Fuel Cell Electric Vehicle
英語:FCEV

水素を燃料とする自動車。水素と酸素を化学反応させて電気を取り出し、動力として利用する。

燃料電池車が走行時に排出する物質は実質的に水のみであり、排気ガスや二酸化炭素(CO2)のような有害物質を排出しない。そのため、環境保護の観点から着目されている。

また、二次電池を利用する電気自動車は、蓄電容量が制限されているのに対して、燃料電池車はガソリン車と同様に補給が用意で補給し続ければ永続的に走行可能であるという利点がある。

燃料電池車は2000年代以降各社で製品化されており、トヨタ自動車は2002年に「トヨタFCHV」を日本と米国で限定発売している。他方で、構造コスト、燃料となる水素を確保するコストなどを課題としており、2010年現在も電気自動車やプラグインハイブリットカーのような量産体制には至っていない。

関連サイト:
燃料電池車 - ダイハツのクルマづくり
燃料電池への取り組み - トヨタ自動車