2010年11月25日木曜日

リクイディティ・プロバイダー制度

読み方:リクイディティプロバイダーせいど
別名:LP制度

JASDAQが、2008年4月から開始した売買制度の名称。競争売買方式による売買における流動性の供給を目的としている。

リクイディティ・プロバイダー制度では、JASDAQの取引参加者である証券会社が、JASDAQ市場に上場している銘柄の中からリクイディティ・プロバイダー銘柄(LP銘柄)を指定してJASDAQに届け出る。これらの銘柄について、証券会社は、毎営業日に売買を成立させるための「売り」または「買い」の自己注文を発注しなければならないことになっている。

なお、証券会社は、リクイディティ・プロバイダー銘柄(LP銘柄)の自己注文(新規注文)件数により、取引手数料の20%から90%の相当額がインセンティブとして還元される。

関連サイト:
リクイディティ・プロバイダー制度 - JASDAQ(PDF)