2010年12月24日金曜日

がん難民

別名:癌難民
別名:ガン難民
英語:Cancer refugee

がん治療において、がん治療・克服のための積極的手段が尽き、苦痛緩和の為のケア(緩和医療)へと移行しつつある段階において、治療手段がないことへの不満、あるいは、これ以上治療できないと宣告されたことで見放された感覚を覚えている患者。

国立がんセンターの資料によれば、がん難民は下記のように定義されている。


“がん難民“とは、がんが進行して抗癌剤等の積極的な治療が受けられなくなり、主治医から見捨てられたと感じるときや、現在自分が受けている医療に満足できないと感じるときに使われる言葉です。
第1回がん対策情報センター外部委員意見交換会「新生国立がん研究センターの理念・使命」PDF資料より


手術、抗がん剤、放射線治療、という3つの主だった治療法をし尽くし、打つ手がなくなった患者に対しどのようにケアをしていくかは、がん治療における課題の一つとなっている。

関連サイト:
がん難民 - キャンサーフリートピア