2010年12月24日金曜日

血管新生阻害剤

別名:血管新生阻害薬

悪性腫瘍(癌組織)が自らに血液を送り込むために新しく血管を作る「血管新生」作用を阻害する効果のある薬剤。癌の進行を遅らせ、また抗癌剤と併用することで抗癌剤の効果を促進させる効果も期待できる。

血管新生阻害剤の名称は「ベバシズマブ」。2007年に製造が承認され、「アバスチン」の名称で商品化されている。治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌などに対して使用されている。