2010年12月20日月曜日

音カメラ

読み方:おとカメラ

音を可視化し、画像として表示するシステム。音の発生した方向、音の大きさ、音の高さをデジタルカメラで撮影した画像に合成して表示する。中部電力、熊谷組、山下恭弘信州大学名誉教授が共同で開発した。

音カメラは2001年に発表された。2007年にはリアルタイムに音声を可視化する「リアルタイム音カメラ」が開発されている。リアルタイム音カメラは専用のハードウェアを必要としたが、2010年には現地調査に持ち出せるサイズまで小型化された「小型リアルタイム音カメラ」が発表されている。

また、透明なディスプレイ上に音の発生方向と音の大きさを円で視覚的に表示する「音メガネ」(サウンドルーペ)も2009年に開発している。

関連サイト:
小型リアルタイム音カメラの開発~音の発生状況をその場で見ることができる装置の実用化~ - 株式会社熊谷組 プレスリリース
紹介映像 音メガネ(サウンド・ルーペ)について - 中部電力株式会社