2011年3月4日金曜日

看護師等修学資金

読み方:かんごしとうしゅうがくしきん

看護職の業務に従事する人材の育成を目的として、主に都道府県などの自治体が、看護職養成施設に在学している人に対して貸与する金のこと。

看護師等修学資金を受ける要件として、看護師や准看護師、保健師、助産師などの看護職養成施設に在学していることが挙げられる。看護職養成施設とは、通信制を含む専門学校をはじめ、大学、短期大学、大学院、衛生看護科を設置している高等学校などである。なお、資金を受けた自治体の地域内での就業を要件としている自治体もある。

看護師等修学資金は、原則として卒業後に全額返還することになるが、一部の自治体では返還を免除しているところもある。

なお、看護職養成施設に在学している人への援助は、自治体の他に、社団法人日本看護協会や財団法人国際看護師協会、財団法人日本訪問看護振興財団なども行っている。

関連サイト:
社団法人日本看護協会
財団法人国際看護師協会
財団法人日本訪問看護振興財団