2011年4月29日金曜日

V字型滑走路

読み方:ブイじがた滑走路
別名:V字形滑走路

飛行場でアルファベットの「V」の字型に配置された2本の滑走路。単線のいわゆる「I字型滑走路」に比べて、飛行機の離着陸本数や進入角度を増やすことができる。

2000年代前半から本格的に検討が進められている、いわゆる「普天間代替施設問題」において、米国側は、沖縄県名護市辺野古に移設が計画されている新施設では滑走路をI字型ではなくV字型とするよう、日本政府に要求している。V字型にする名分としては、住宅上空を回避して離着陸を行うために、離陸専用路と着陸専用路を設ける必要があるためだという。

2011年4月29日、政府が辺野古滑走路をI字型ではなくV字型にすることで米国と合意したことが報道された。29日時点では合意した旨を沖縄県へは説明しておらず、反発が予想されている。