2011年4月4日月曜日

輪番操業カルテル

読み方:りんばんそうぎょうカルテル

2011年3月に発生した東日本大震災の影響で、企業ごとに順繰りに工場を稼動させる協定を結ぶこと。節電のために工場の稼動抑制を余儀なくされている産業界において、業界内で合理的に節電生産を行うための対策として行われる。

カルテルは企業間で結託して商品価格や販売数などについて示し合わせることを指す。通常は、独占禁止法に抵触するとしてカルテルは禁止されているが、極端な不況下における「不況カルテル」など、特異的な状況にあって例外的適用除外が行われる場合もある。

2011年4月4日現在、東日本大震災を受けての輪番操業はカルテルに当たるが、容認される見通しとなっている。