2011年6月24日金曜日

供給予備力

読み方:きょうきゅうよびりょく
別名:電力予備力

発電施設において、予備の電力として生産・供給が可能な電力量のこと。

発電所などでは、現在稼動している発電設備が故障したり、電力需要が急増したりといた場合に備え、一定量の電力を補給できる体制を引いている。電力は基本的に作り貯めできないため、発電設備に余裕を持つことで対応できるようにしている。

供給予備力としてどの程度の電力量を確保しておくべきかは、全体の割合で示されることが多い。供給予備力の全体に占める割合を「供給予備率」と呼ぶ。日本では、一般的に全体の8パーセント~10パーセント程度が供給予備率として必要といわれている。