2011年6月3日金曜日

問責決議

読み方:もんせきけつぎ

政治家・閣僚の不信任を表明し、政治的責任を問う決議。衆議院において「問責決議案」として提出され、衆院本会議で議決される。

同様の不信任表明には、内閣総理大臣をはじめ内閣全体を不信任とする「内閣不信任決議」がある。内閣不信任決議が衆議院で可決された場合は、法の規定に従い、衆議院の解散、もしくは、内閣総辞職を行わなくてはならない。問責決議の場合には法的に辞職などを強制されることはないが、何らかの形で不信任の表明に応えることが通常とされている。

2011年6月、菅直人・内閣総理大臣を退陣に追い込む「菅おろし」の動きが野党内で激化しており、内閣不信任決議案の提出に続いて問責決議案も提示する二段構えの攻勢で倒閣を進める動きが検討されている。