2011年6月3日金曜日

時差出勤

読み方:じさしゅっきん

出勤時刻をずらすこと。サマータイム制で導入されたり、個々に実施されたりする。

時差出勤を行うことで、一般的な出勤時刻を避け、交通機関の混雑ピークを回避できるほか、早めに出勤すれば自ずと退勤時刻も早くなるため、早朝の涼しさを享受した分だけ冷房設備の電力を節約したり、夕方以降に照明として用いる電力を節約したり、といった節電効果が期待できる。

2011年の夏は東日本大震災と東京電力の原発事故などにより、首都圏などで夏場の電力不足が懸念されている。その中でサマータイム制による時差出勤を導入する企業も増えている。2011年6月には、東京都もサマータイムの導入を進め、都職員には複数パターンの時刻で時差出勤をさせる旨を発表している。