2011年8月19日金曜日

放射性物質汚染対策室

読み方:ほうしゃせいぶっしつおせんたいさくしつ

東京電力福島第一原子力発電所の原発事故を受け、放射性物質の除染に関する主導的機能を果たすために設置される機関。内閣官房に設置される。

放射性物質汚染対策室では、生活のあらゆる側面で問題となっている放射性物質汚染問題を、横断的に統括し、調整する司令塔の役割を担う。これまでは、原発の周辺地域の土壌や施設などの除染、放射性廃棄物や放射性がれきの処理、セシウム汚染の懸念が広がっている食品の放射性物質汚染対策、といった問題があり、それぞれ環境省や厚生労働省、農林水産省といった複数の省庁が担当して対策に当たっていた。

関連サイト:
原発事故の収束及び再発防止に向けて - 内閣官房