2011年9月12日月曜日

阿寺断層帯

読み方:あてらだんそうたい
読み方:あでらだんそうたい
別名:阿寺断層

岐阜県の東部にある活断層。北西から南東の方角へ、約66キロメートルにわたって延びており、南東の端は長野県へ達している。この活断層の活動によって阿寺山地が出来たとされる。

阿寺断層帯は、16世紀の天正年間に発生した「天正地震」の震源であった可能性が指摘されている。天正地震はマグニチュード7.9~8.0クラスと推測されている。

阿寺断層帯の活動間隔はおよそ1700年程度と見られているが、東日本大震災の影響によって地震発生確率が高まり、近々地震の発生する可能性もあると、政府の地震調査委員会によって指摘されている。阿寺断層帯の北部「萩原断層」で、今後30年以内に地震の発生する確率は最大11パーセントと高く、地震の規模はマグニチュード6.9程度に上ると見られている。

関連サイト:
阿寺断層帯 - 地震調査研究推進本部
天正地震 (1586年 天正13年) - 岐阜県 災害資料ページ