2011年10月21日金曜日

教員免許更新制度

読み方:きょういんめんきょこうしんせいど
別名:教員免許更新制

教職に就くための免許を定期的に更新する制度。

日本では教育職員免許法の改正を受けて2009年に導入された。10年に1度、30時間の講習を受け、試験に合格して更新手続きを行う必要がある。これにより新しい教育上の知識などを身につけさせる目的がある。

米国では教員免許更新制度を採用している州も多いが、英独仏などでは教員資格は終身有効である。

教員免許更新制度の導入と前後して政権交代が起こり、新政権の民主党は教員免許更新制度の廃止を公約したが、現実には廃止が実現できていない。そのため、近々廃止されることを見越して更新を見送っていた教員が講習を受けざるを得なくなり、混乱が生じているという。