2011年11月5日土曜日

無形文化遺産

読み方:むけいぶんかいさん
英語:Intangible Cultural Heritage

各地域で長い時間をかけて受け継がれてきた伝統や慣習などの文化を、保護すべき遺産として認定する制度。および、その制度に基づき認定された文化のこと。

無形文化遺産は、世界遺産と同様にUNESCOによって認定されている。社会的慣習や行事、芸能、口承で伝えられてきた表現などが主な対象とされる。

無形文化遺産は2006年に、無形文化遺産条約に基づき発効した。2008年に90種、2009年に76種、2010年に47種の伝統文化や行事などが無形文化遺産に登録されている。

日本からは、2008年~2010年の間に、能楽、歌舞伎、雅楽、祇園祭の山鉾、早池峰神楽、チャッキラコ、秋保の田植踊などが無形文化遺産に登録されている。

関連サイト:
無形文化遺産について - 社団法人日本ユネスコ協会連盟
Nôgaku Theatre - UNESCO/Intangible Heritage Lists(英語)
Kabuki Theatre - UNESCO/Intangible Heritage Lists(英語)
Gagaku - UNESCO/Intangible Heritage Lists(英語)