2013年12月3日火曜日

新語・流行語大賞

読み方:しんごりゅうこうごたいしょう
別名:ユーキャン新語・流行語大賞

毎年12月初旬に発表されている、その年に最も流行した言葉・印象深い言葉を選定し発表する催し。毎年の世相を反映した指標の一つとして、毎年注目を集めている。

新語・流行語大賞では、自由国民社が刊行している「現代用語の基礎知識」の読者らによって流行語大賞の候補が募られ、そのうち上位が候補としてノミネートされる。その中から、新語・流行語大賞選考委員会の審査員によって「年間大賞」と「トップテン」、および「特別賞」が選出される。

新語・流行語大賞と直接の関係はないが、2007年にはウェブ版とも言える「ネット流行語大賞」、2009年にはケータイ版ネット流行語大賞とも言える「ケータイ流行語大賞」などが登場しており、毎年ほぼ同じ時期に発表されている。


 ▼2010年の新語・流行語大賞

2010年の新語・流行語大賞は、好評を博したテレビドラマにちなむ「ゲゲゲの」だった。

トップテンには他に「女子会」「脱小沢」「イクメン」「AKB48」などが選出されている。


▼2011年の新語・流行語大賞

2011ユーキャン新語・流行語大賞の候補には、「あげぽよ」「あとは流れで」「どや顔」といった日常シーンで用いる用語に加え、2011年3月に発生した東日本大震災の影響で「安全神話」「がんばろう日本」「帰宅難民」「計画停電」「津波てんでんこ」「メルトダウン」「ホットスポット」のような震災・原発関連のキーワードが多数ノミネートされた。

年間大賞は女子サッカー世界1位の栄誉を成し遂げた「なでしこジャパン」だった。


▼2012年の新語・流行語大賞

2012ユーキャン新語・流行語大賞では、ロンドンオリンピック関連、特にオリンピック出場選手の発言が候補として多くノミネートされた。「ビッグパフェ食べたい」「もっといい色のメダル」「手ぶらで帰らせるわけにはいかない」「霊長類最強女子」などである。また、「奇跡の一本松」などの震災・原発関連キーワード、「維新」や「近いうちに解散」のような政治関連キーワードも複数含まれた。

2012年新語・流行語大賞の年間大賞は、お笑い芸人・スギちゃんの持ちネタ「ワイルドだろ?」だった。


▼2012年の新語・流行語大賞
2013ユーキャン新語・流行語大賞では、「じぇじぇじぇ」「倍返し」「今でしょ」「おもてなし」(お・も・て・な・し)を筆頭に多くの有力候補がノミネートされた。これらはいずれもよく人口に膾炙しており、どれが大賞になるか注目を集めた。結果、この4つ全てが年間大賞に選定されている。

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