2011年11月24日木曜日

ガンマGTP

別名:γ-GTP
別名:γグルタミルトランスペプチダーゼ
別名:ガンマグルタミルトランスペプチダーゼ

酵素の一種。主にタンパク質を分解する働きをもつ。アルコールなどによって肝細胞が破壊された際などに、血液中に流れ出てきて濃度を増すという特徴的な性質があり、アルコール性肝障害の検査などで指標として利用されている。

血中のガンマGTPが一定基準値を超えている場合は、脂肪肝や肝硬変、肝臓がんといった肝臓疾患、あるいは胆石などによる胆道の詰まり、といった内臓疾患が生じている可能性が高いとされる。

ガンマGTPはアルコールに敏感に反応し、血液検査で判定可能であるため、健康診断などにおける肝機能の検査方法として多く利用されている。

関連サイト:
γ-GTP - ニュートンドクター