2011年12月14日水曜日

衛星打ち上げビジネス

読み方:えいせいうちあげビジネス

ロケットの打ち上げを商業目的で実施し、人工衛星の軌道への打ち上げを請負う事業。

衛星打ち上げビジネスでは、ロケットの信頼性が最も重視される。そのため、一定水準の打ち上げ回数と、成功確率を打ち立てることが必須の条件とされる。一般的には、20回以上の打ち上げ回数と、その中で95パーセント以上の成功率を確保できれば、国際的に信頼性の水準を満たすといわれている。

日本は2000年代から、衛星打ち上げビジネスへの参入に向けた「H2Aロケット」の運用を行っている。2011年9月に情報収集衛星「光学4号機」、同年12月に「レーダー3号機」の打ち上げを連続で成功させ、H2Aロケットは打ち上げ回数20回、うち19回成功で成功率95パーセントを達成した。