2011年12月14日水曜日

韓国挺身隊問題対策協議会

読み方:かんこくていしんたいもんだいたいさくきょうぎかい

第2次世界大戦中に、いわゆる「従軍慰安婦の強制動員」が旧日本軍により行われたと主張し、日本政府に対して公式な謝罪および賠償金を求める運動を行っている団体。ソウルに拠点を置く。

2011年12月14日、韓国挺身隊問題対策協議会はソウルにある在韓日本大使館の前に、従軍慰安婦問題を訴える少女の座像を「平和碑」と名づけ設置した。像はブロンズ製で日本大使館の方を向いている。日本政府は同日中、銅像の設置について韓国政府を通じて撤去を申し入れる方針を表明した。

なお、1965年に締結された「日韓基本条約」では、日韓併合条約の無効化、ならびに、両国の国民の財産・権利・利益その他の請求権に関する問題が「完全かつ最終的に解決されたこととなることを確認する」と明記してあるので、日本政府は韓国挺身隊問題対策協議会の要求する謝罪・賠償の問題を「解決済み」としている。

関連サイト:
Korean Council for Women Drafted for Military Sexual Slavery by Japan - 英語
財産及び請求権に関する問題の解決並びに経済協力に関する日本国と大韓民国との間の協定第二条の実施に伴う大韓民国等の財産権に対する措置に関する法律(日韓基本条約) - e-Gov