2011年12月15日木曜日

次期戦闘機

読み方:じきせんとうき
別名:次期主力戦闘機
英語:Fighter eXperimental
英語:F-X

航空自衛隊が導入を検討している主力戦闘機の通称。

「次期戦闘機」の呼び名は計画時点における便宜的な呼び名であり、具体的な機種を特定するものではない。また、時期によって指す対象が異なる。例えば、2011年時点での主力戦闘機である「F-15」は第3次の次期戦闘機導入計画によって検討された、当時の「次期戦闘機」であったと言える。

2011年9月現在、第2次の主力戦闘機であり、老朽化に伴い退役が進められている「F-4」を代替する、第4次の次期戦闘機導入計画が進められている。9月26日に、各国の航空機メーカーから機体の性能・価格などをまとめた「提案書」の提出が締め切られ、候補が出揃った。

第4次次期戦闘機導入計画の候補となったのは、米国ロッキード・マーティンの「F-35 ライトニング II」、米国マクドネル・ダグラスの「F/A-18E/F スーパーホーネット」、英伊独西の欧州4ヵ国が共同開発した「ユーロファイター タイフーン」の3機種である。

2011年12月14日、政務3役会議が開かれ、「F-35」を次期戦闘機に採用することが内定した。