2011年12月19日月曜日

個別物色

読み方:こべつぶっしょく

株式市場や外国為替証拠金取引(FX)市場、商品先物市場などにおいて、個々の投資家の判断によって銘柄を物色すること。

個別物色は、大きな経済指標の発表前や、餅つき相場のような閑散相場などの、相場の見通しが立たない場合に行われることが多い。

市場では通常、何らかの材料をきっかけに、投資家が関連銘柄を売ったり買ったりする。例えば、円高になれば内需関連株が買われ、円安になれば輸出関連株が買われたりする。このように、材料の出現によって市場のトレンドが決まることがある。一方、個別物色は、材料不足で市場のトレンドが定まらない時に行われることが多い。