読み方:ねんきんさい
基礎年金の国庫負担分を賄うために発行する国債のこと。
日本政府は、2011年度の国庫負担分のうち、不足している2.5兆円をいわゆる埋蔵金で賄ったが、2012年度にも同額の不足額が生じることになっている。財務省によれば、2011年度の国庫負担分はギリギリ確保したが、2012年度以降、臨時財源頼りの対応を繰り返すことは困難としている。
そのため、将来の消費増税による税収で返済することを前提とした年金債の発行が有力視されている。
なお、年金債は赤字国債であり、つなぎ国債でもある。
関連サイト:
23年度予算のポイント - 財務省(PDF)