2011年12月12日月曜日

情報収集衛星

読み方:じょうほうしゅうしゅうえいせい

地球周回軌道から地上を観測し、情報収集を行う人工衛星。


情報収集の主な目的として防衛・安全保障上の目的がある。そのため、情報収集衛星は「事実上の偵察衛星」と呼ばれる。いわゆる偵察の他にも、大規模災害の発生時に被災地の状況を確認する用途などが想定されている。

情報収集衛星には「光学衛星」と「レーダー衛星」の2種が主に使用されている。それぞれ観測方式が異なり、相互に補完する位置づけとなっている。

日本政府は2011年に「光学4号機」を、同年12月に「レーダー3号機」を打ち上げ、共に成功した。これによって昼夜の安全保障上の情報収集を促進することが期待される。