2012年1月26日木曜日

小選挙区比例代表連用制

読み方:しょうせんきょくひれいだいひょうれんようせい
別名:連用制

選挙方式のうち「小選挙区制」と「比例代表制」のそれぞれの要素を加えた方式。

小選挙区比例代表連用制は、現在の衆議院議員選挙で採用されている「小選挙区比例代表併用制」(併用制)に似た方式である。有権者がそれぞれ2票を持ち、比例代表区では政党を選出する点は、「併用制」と共通している。その上で、小選挙区比例代表連用制では、比例代表の議席を配分する際に小選挙区の配分結果を考慮し、小選挙区で議席が少なかった政党ほど優先して比例代表の議席を配分できるような計算方法が導入されている。

2012年1月25日、民主党が検討している衆議院選挙の改革案において、現行の小選挙区比例代表併用制を止めて小選挙区比例代表連用制を採用する案の検討が始められている。

なお、類似した選挙の方式として、小選挙区比例代表連用制、および小選挙区比例代表併用制の他に、「小選挙区比例代表並立制」と呼ばれる方式もある。

関連サイト:
小選挙区比例代表連用制 - 現代キーワードQ&A辞典
民主、連用制を検討=合意優先し公明に配慮 - 時事ドットコム