2013年10月18日金曜日

アフラトキシン

英語:aflatoxin

カビ毒の一種。強い毒性・発がん性を持つ。複数種類の物質が確認されているが、中でも「アフラトキシンB1」の毒性は強く、「自然に存在する中で発がん性が最も強い」とも言われている。

アフラトキシンを生成するカビはナッツ類に出やすく、輸入食品などで微量のアフラトキシン検出されることがある。食品衛生法では食品1キログラム当たり10μgを超えるアフラトキシンが検出された場合には流通停止などの措置が講じられる。

中国産の食品はアフラトキシン絡みでしばしば問題となっている。2010年にはいわゆる地溝油の問題が報道され話題となったが、問題の食品からはアフラトキシンも検出される場合がままあったとされる。2012年2月には中国産の白コショウからアフラトキシンが検出された。東京検疫所が検査中に検出したもので、市場には流通しなかったという。

関連サイト:
アフラトキシンの概要について - 食品安全委員会