2013年10月17日木曜日

真榊奉納

読み方:まさかきほうのう
別名:真榊の奉納

神社へ真榊を供えること。あるいは、真榊料(御榊料)の名目にて金銭を納めること。

真榊は神社の祭壇に神具として奉献する榊の美称である。真榊奉納は神事への参加を意味する。

真榊に御幣を挟んだものを「玉串」という。神社に金銭を奉献する際には名目を「玉串料」とする場合も多い。なお真榊料と玉串料は祀りの儀式に献じる金銭であり、護符(御守など)の代金として献じる金銭は「初穂料」と呼ばれることが多い。

新聞やテレビなどの報道メディアは、毎年8月の終戦記念日、および靖国神社における秋の例大祭と秋の例大祭に、内閣総理大臣、国務大臣、国会議員などが靖国神社へ参拝する・した、あるいは参拝する代わりに真榊奉納を行った、といった話題をしばしば取り上げる。これらの時期に内閣総理大臣が靖国神社へ真榊奉納を行った場合、「外交上の配慮」に基づき参拝は見送り、代替手段として真榊奉納を行った、という解釈がなされる。また、真榊奉納が私費で行われたかどうか等も多く報道の言及対象とされる。