読み方:ゆきれいねつエネルギー
別名:雪冷熱
雪の冷たさをエネルギーとして利用すること。または、その仕組み。雪が融解する際に周囲の熱を奪う作用を冷却に使用するもの。
雪冷熱エネルギーは、豪雪地帯では年々除雪により捨てられていた資源を有効利用できる手法といえる。新エネ法においても雪冷熱エネルギーが新エネルギーに指定されている。
雪冷熱エネルギーを有効活用するには、冬期に降り積もった雪を春先まで融かさずに保管する必要がある。一般的には断熱性の高い建物などが用いられるが、近年では木材のチップで覆って保冷することで長期的に雪を保管できる方式も実用化されつつある。
関連サイト:
雪冷熱エネルギー - 新潟県