2012年5月1日火曜日

シネコン

別名:シネマコンプレックス
別名:複合型映画館
英語:cinema complex

複数の映画を同時に上映できる大型施設。一般的には5つ以上の上映室(スクリーン)が設置されている施設を指すことが多い。国内にも10以上のスクリーンを持つシネコンがいくつかある。

シネコンは一箇所でさまざまな種類の映画を上映することが可能であり、利用者はどの配給チェーンの映画でもシネコンに行けば観ることができるといった便利さを享受できる。上映する映画の多さだけでなく、時間差を設けた上映スケジュールの運行や、最新の上映設備の導入が積極的に図られている。

また、託児所やショッピングセンターなどの商業施設の併設などにより相乗的な集客効果を図るシネコンも多い。

シネコンは、日本では1990年代に登場した方式で、比較的新しい映画館のスタイルと言えるが、以降急速に普及し、2000年代半ばには全国の映画館のスクリーン数の半分以上をシネコンが占めるようになったとされる。

日本国内のシネコンではワーナー・マイカル・シネマズ、TOHOシネマズ、松竹の子会社が運営するMOVIXなどが大手として知られている。

関連サイト:
ワーナー・マイカル・シネマズ
TOHOシネマズ
MOVIX