2012年6月15日金曜日

大飯原発再稼働

読み方:おおいげんぱつさいかどう
別名:大飯原発再稼働問題

福井県大飯郡おおい町にある原子力発電所「大飯発電所」の原子炉3号機・4号機を、停止状態から再び稼動させること。および、その是非に関する一連の議論。

2011年3月11日に、東京電力福島第一原子力発電所で事故が発生したことを機に、原子力発電所の安全性についての議論が全国に広がった。大飯原発を含む全国の原子炉は定期検査またはストレステストのため停止された後、再稼動を見合わせた状態となった。2012年5月には、42年ぶりに全国のすべての原子炉が停止した。

日本政府は2012年4月に、福井県知事、おおい町長へそれぞれ大飯原発の再稼動へ同意するよう要請した。大飯原発は再稼動の是非が現実的に問われた最初の事例となった。

2012年6月14日、おおい町の町長が大飯原発の再稼動に同意する意向を表明したことで、大飯原発が夏までに再稼動する見通しとなった。6月15日現在、再稼動への手続きは福井県知事の同意を残すのみとなっている。

関連サイト:
大飯発電所 - 関西電力