2012年6月15日金曜日

アディポネクチン

英語:Adiponectin

脂肪細胞から分泌される物質。血管の修復作用やインスリンの分泌を抑えるといった生理活性作用などがあり、動脈硬化、糖尿病といった疾患を防止する働きがあるとされる。


内臓脂肪が多くなるとアディポネクチンの分泌量は減少し、動脈硬化や糖尿病、ガンなどのリスクが高まることが分っている。


アディポネクチンは1996年に大阪大学で発見された。2012年8月には北海道苫小牧市で「アディポネクチン国際シンポジウム」(International Symposium on Adiponectin Biology and Medicine)が開催予定である。

関連サイト:
The 64th Fujihara Seminar International Symposium on Adiponectin Biology and Medicine - 公益財団法人藤原科学財団