2012年6月15日金曜日

簡素な給付措置

読み方:かんそなきゅうふそち
別名:低所得者向け現金給付

社会保障と税の一体改革において、消費税率の引き上げに伴い提案されている、低所得者を対象とした現金給付制度。

消費税は所得の多寡にかかわらず一律で課されるため、増税が実施されると低所得者の負担が増す。その対策として自民党が「簡素な給付措置」を提案し、民主党・公明党も大筋で容認の姿勢を示している。

2012年6月15日現在、「簡素な給付措置」は2014年に消費税率を8パーセントに上げると同時に実施される予定となっている。さらに消費税率を10パーセントまで引き上げる段階には、簡素な給付措置から軽減税率へと移行させることが想定されている。